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2013年09月13日

乳がんの進み方

乳ガンだと診断された場合は、CTやMRIなどの検査を受けて、乳がんの進行状態や、他の部位に転移していないか調べます。

進み方や程度により、治療の方針が決められます。

乳ガンの増殖スピードは、1cmになるのに 7〜8年位かかるといわれています。

乳ガンの細胞分裂の早さに影響しているため、1つの乳ガンの細胞が2つになるのに、約90日かかり、この2つの細胞が4つになるには、さらに約90日かかることになります。

乳ガン細部は元の倍になるのに だいたい90日くらい必要なのです。

乳ガンは、増殖スピードが緩やかなので、進行の遅いガンといわれています。

しこりを発見しても、焦らず、信頼できる医師と納得できる治療方法を選択しましょう。

治療方法が決まったら、治療は早いほうが良いでしょう。




乳ガンの段階

0期からIV期までに分類されています。

0期
初期の乳ガンです。
乳ガンのほとんどは乳管に発生するが、ここにとどまっているものです。

I期
しこりの大きさが、2センチ以下で脇の下のリンパ節に転移していないものです。
乳房の外に広がっていないガンです。

II期
同じ大きさでも、脇の下のリンパ節に転移していると思われる状態のものです。
またリンパ節転移の有無にかかわらず、2センチ以上、5センチ以下のものもII期と診断されます。

III期 進行がん
(IIIa期とIIIb期に分類されています)

IIIa期
シコリの大きさが5センチ以上、あるいはリンパ節転移が確実な状態です。

IIIb期
シコリが、肋骨や胸の筋肉にしっかりと固定されたり、皮膚まで顔を出しているような状態です。
あるいは鎖骨のリンパ節に転移がある状態です。

IV期 進行がん
他の臓器に転移するようになります。


乳ガンは、ほとんど人がII期までの段階で発見されてる人が多いです。
普通のガンの場合は、手術後5年間生存していれば治ったとみなされるが、乳ガンはガンも増殖スピードが遅いため、10年間ほどの生存率を治癒の目安とされています。

I期の場合、10年生存率は9割近くで、II期でも7割を越えています
乳がんは、比較的治る率の高いガンになります。



「がん検診の評価」参照

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