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2013年09月14日

乳がん(乳癌)の症状

乳がんは、女性のがんでは患者数第一位ですが、全体的にみると死亡率の高いがんではありません。

体質や遺伝のほかに、ライフスタイルの変化や欧米化してきている食生活や不規則な食生活を送っている人は特に罹患しやすくなります。

乳がんは、初期症状はあまりないけど、最近では自己検診などで、しこりに気付いて病院へ検査(検診)へ行く方が多いようです。

痛みがあるから乳がんではないという自己判断は禁物です。


下記の症状がみられたら要注意です。


・初期症状の約80〜90%は、乳房のしこりです。

乳がんは、5mm〜1cmくらいの大きさになると、自分で触れて気が付くことも可能です。

乳房にしこりがあっても、良性のものもあるため、自己判断せず、医療機関で検査を受けましょう。

・皮膚や乳房のへこみやひきつれがみられる

ひきつれや、反対側の乳房と違う変形があった場合、乳がんの可能性が考えられます。

多くの場合は、ひきつれの下にしこりがあります。

しこりは小さくて触ることができない場合、ひきつれだけで発見されることもあります。


・乳頭の陥没

乳頭の近くにがんがあると、乳頭が陥没することがあります。

乳管拡張症などで同じような症状があるので、精密検査が必要になります。


・皮膚のむくみ

片方の乳房、また乳房の一部だけにむくみや、痛みを伴って、発赤がある場合、かなり進行した乳がんの可能性があります。

良性の場合もあるので、すぐに検査を受ける必要があります。

・乳頭のびらん(ただれ)


乳頭のびらんを起こす特殊な乳がんがあります。

びらんとは、皮膚や粘膜の上層の細胞がはがれ落ちて、内層が露出している状態になることをいいます。
特にかゆみがないときには、精密検査が必要になります。


・乳房に痛みがある

・妊娠中や出産直後、授乳中以外で、乳頭から乳汁や血液のようなものが分泌される

・乳房が異常に腫れてきた

・乳房が痛みや熱を伴い赤くなる

・乳頭から血液の混じった分泌物がでる

・わきの下に腫れを感じる

・首やわきの下にグリグリとしたシコリがみられる

など。。



乳がんは早期発見すれば、乳房を残すことも可能なため、乳がん初期の状態で発見し早期治療ができるよう定期検診や自己検診を心がけましょう。